池の水ぜんぶ抜くと ウナギが居るのか?

日南市の郷土料理に使われる「山太郎ガニ」と呼ばれるモクズガニ。広渡川や酒谷川などでモクズガニの漁が9月から始まりました。  漁をしているのは、日南市北郷町宿野に住む、荒武正重さん(72歳)。魚の頭などを入れた2つのカゴを川に沈めました。  次の日、カゴを引き揚げてみると・・・合わせて約40匹のモクズガニが獲れました。  大きいもので体長20センチを超えるものも。川の水が多くて、多少濁っている方が良く獲れるそうです。荒武さんは「獲る人が多いから大きい蟹がいない」と話していました。 モクズガニの漁は11月頃まで楽しめます(鑑札が必要)。  モクズガニは、郷土料理である秋の味覚「カニマキ汁」にして食べられます。 ①塩によく浸した後、甲羅と足を分けて丁寧にカニミソを取ります。 ②そして味噌とカニミソ、豪快にカニの脚を加えてミキサーにかけます。 ③網で2回漉してから、強火で炊きます。 鍋の周りが少し沸騰したらよくかき混ぜるのがポイントです。 最後に沸騰させて周りが盛り上がってきたら1~2分炊きあげて完成です。  フワフワした食感で風味豊かなカニマキ汁。 荒武さんの所では、およそ100匹のモクズガニを使って、1日に約15キロのカニマキ汁が作れるそうで、冷凍したカニマキ汁の販売(1kg 1,000円/税込)をしています。 ◎お問い合わせ カニマキ直売所「マーチャン屋」 日南市北郷町宿野 tel.0987-55-3477 (のぼり旗が立っていない場合は売り切れ) 【PR】Tポイントが貯まる「日南テレビショップ」  http://store.shopping.yahoo.co.jp/nichinan-tv/ ◎日南テレビ! 公式ウェブサイト (PC・スマホ)http://www.nichinan.tv/ (携帯)http://m.nichinan.tv/ ※掲載されている映像や写真・文章などを無断で転載・加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合があります。