ウクライナで韓国製の列車が故障続き3 一周年記念日 ウクライナTV

JR和歌山線の北宇智駅て何故スイッチバックが有ったの どうしてなくなったの?2007年3月 和歌山線で和歌山から王寺に向うと、北宇智の一つ手前の五条から大和高田や王寺のある奈良盆地へと上り坂を上って行きます。 紀ノ川流域と奈良盆地を分けるこの丘陵地帯を上がっていく途中に北宇智駅が設けられました。 北宇智駅の前後は丘陵地帯の中を通っていて駅を設置する適当な場所が無かったこと、北宇智駅周辺のみが開けていること、北宇智駅を設置しないと駅間距離が10kmと長くなってしまうこと、といった要因があったため、勾配(20パーミル)の途中ですがスイッチバックを採用して北宇智駅を開設したようです。 北宇智駅のスイッチバックが廃止されたのは、「急勾配に強い電車化」といった他のスイッチバック駅の廃止理由とは異なる理由によるものです。 北宇智駅が電化されたのは昭和55年(1980年)3月ですが、勾配起動に強い電車化されたにもかかわらず、北宇智駅のスイッチバックはそのまま残されました 和歌山線は2002年にワンマン化され、北宇智駅のスイッチバックでは駅ホーム⇔引き上げ線間を後退する時には運転士が窓から顔を出して後方確認しながらバック運転する方式を採用していました。 その後、2006年3月のダイヤ改正時にこの運転士が後方確認しながらバック運転する方式が改められ、駅ホーム⇔引き上げ線間を移動する時は運転士が運転台を移動することによって「バック運転」するのを無くすようにしています。 このような運転台を移動して本線を走り出すときには安全運転に必須のATS(自動列車停止装置)の電源を必ず入れなければなりませんが、北宇智のスイッチバックではこのダイヤ改正の運転後方変更からわずか5日後と7日後に立て続けにATS電源の入れ忘れ事故が発生してしまいます。 1週間も経たないうちに2回もATS電源の入れ忘れが起きたと言うことは今後も入れ忘れが起こる可能性が高く、しかもそれを根絶することが難しいと判断したJR西日本が取った根本的事故防止策がスイッチバックの廃止でした。 こうして、他には無いような理由で北宇智のスイッチバックは2007年3月に廃止されてしまいました。 (Yahoo知恵袋引用) アフェリエイト収益化をお考えの方へ   http://yuunao.seesaa.net/category/22158421-1.html