2016中心市街地探訪044・・広島県広島市

広島県の西部に位置し、面積906.53㎢、人口1,191,003人(2016.1)の政令指定都市で、広島県の県庁所在地。戦国時代、毛利輝元がこの地に城を築いた頃から広島という地名が名付けられ、職人や商人も集まり城下町として栄えた。明治22年(1889年)には人口83,387人(1889.4)の広島市が誕生し、日清戦争の時には臨時帝国議会が開かれるほどの軍事拠点都市となった。昭和初期には当時全国7番目の人口27万人を擁する大都市に成長したが、先の大戦においての昭和20年8月6日、米軍による原子爆弾投下により都市は焦土と化してしまった。その後70年間不毛の地となると言われたが、1957年には人口40万、1964年に50万人を突破し、1980年4月、全国10番目の政令指定都市に移行した。行政区は、中区、東区、南区、西区、安佐南区、安佐北区、安芸区、佐伯区の八つの区で、行政、経済の中心は人口130,587人(2016.1)の中区。 静岡県からのアクセスは、東海道山陽新幹線で「ひかり号」と名古屋から「のぞみ号」に乗り継ぎ、熱海から3時間50分、三島から3時間45分、静岡から3時間20分、浜松から2時間55分。 中心市街地は、南区のJR広島駅周辺から、中区の広島城、平和記念公園、広島市役所を結んだエリア。 南は海で北は山に囲まれた地形に100万人以上もの人口を抱え、玄関口であるJR広島駅から離れた八丁堀、紙屋町、本通りなど江戸時代に作られた城下町が今もなお一番賑わっているその理由は、大都市でありながら広島の中心に都市機能がコンパクトに収められているということではないかと思った。 【JR広島駅】 山陽本線、呉線、可部線、芸備線と山陽新幹線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2013年度)は72,928人で中国・四国地方最大の利用者数を誇る。駅は在来線が地上駅で南側、新幹線が高架駅で北側にあり、地下自由通路が「南口」と北側の「新幹線口」を結ぶ。駅の商業施設は南口に「ASSE(アッセ)」、新幹線口には高架下に「新幹線名店街」が入っている。南口と新幹線口の改札外での行き来は、現在地下自由通路に限られているが、在来線ホーム上を横断する南北自由通路の設置の他工事が始まっている。新幹線口のペデストリアンデッキが2016年3月、長さ180m、幅員15mの南北自由通路が2017年度末、エキナカ商業施設の増床が2018年度の完成を目指して建設工事が進められている。 【広島駅ビルASSE(アッセ)】 店舗面積10,460㎡、地下1階から地上7階までが商業フロアとなっている駅ビル(1965年オープン)。 【新幹線名店街(広島駅新幹線口)】 【広島電鉄】 広島駅から原爆ドーム前、広電宮島口を結ぶ宮島線のほか、本線、宇品線、白島線、横川線、江波線、皆実線のそれぞれの軌道線が、中心市街地とその周辺をつなぐ市民の足となっている。 【福屋広島駅前店】 【広島駅南口Bブロック市街地再開発事業】 【広島駅南口Cブロック市街地再開発事業】 【ホテルグランヴィア広島】 【シェラトンホテル広島】 【西日本旅客鉄道広島支社】 【MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島】 【広島三越】 【天満屋八丁堀ビル】 【福屋八丁堀本店】 【東急ハンズ広島店】 【薬研堀通り(歓楽街)】 【流川通り(歓楽街)】 【中央通り】 【広島パルコ】 【胡通り】 【金座街】 【広島本通り商店街】 【そごう広島】 【基町クレド】 【広島県庁】 【ひろしま美術館】 【日本銀行広島支店】 【広島銀行本店】 【広島城】 【鯉城通り】 【紙屋町シャレオ(地下街)】 【アストラムライン(新交通システム)】 【旧日本銀行広島支店】 【NHK広島放送局】 【中国電力本社】 【中区役所】 【広島市役所】 【原爆ドーム】 【相生橋】 【平和記念公園】 【平和記念資料館】 【平和大通り】